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2018年02月26日
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広島大学大学院の研究について~水圏資源生物学研究室~
広島大学大学院の研究室が口永良部島を拠点に生態研究をしている。
そしてこの度、口永良部島一帯の魚類を調査した結果を図鑑にまとめた。
図鑑名は「緑の火山島 口永良部島の魚類」。
B5版、200ページの図鑑だ。
研究成果を図鑑に
口永良部島といっても場所がピンとこない方も多いと思う。
鹿児島県にある島で、屋久島から近い所に位置する、と言えば分かりやすいかと思う。
自然豊かな島で周辺海域は黒潮が蛇行し、多種多様な魚が生息する海域なのだそうだ。
広島大学大学院の研究室は1970年からこの口永良部島を拠点に研究を続けている。
しかしながら2015年5月29日9時59分に島内にある新岳が噴火。
全島避難となった。
2016年6月に避難指示が解除され研究が再開。
今回の図鑑にはそんな歴史も盛り込んであるという。
図鑑を通して口永良部島の復興を後押ししたいという思いもあるそうだ。
図鑑は島の小中学校や住民にも配布された。
大学の研究は多岐に渡るのだか、広島からこんなにも離れた場所にも拠点がある事に驚いたのが正直な所だ。
図鑑には新種の深海魚「エラブスミヤキ」を始めとした686種が収録してある。
様々な場所で活躍する広島大学の学生を、これからも応援していければと思う。
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