広島国際大学東広島キャンパスに新学部「健康スポーツ学部」新設
広島国際大学は広島市、呉市、東広島市にキャンパスを持つ健康・医療・福祉系の総合大学だ。
東広島キャンパスは東広島市黒瀬学園台にあり、、保健医療学部、総合リハビリテーション学部、医療福祉学部、心理学部がある。
今後医療経営学部も移転予定だ。
その中に新たな学部が新設される。
その名も「健康スポーツ学部」。
2019年3月をめどに文部科学省へ設置の認可申請をするという。
広島国際大学は改革を進めている
大学の改革が進んでいる。
広島国際大学は新学部を設立し、大学の魅力を伝えていく。
また、既存の医療福祉学部、心理学部、医療経営学部、医療栄養学部を統合し、健康科学部とし、今まであったそれぞれの学部は学科として残していく方針だ。
狙いはより横断的に学べるようにするため。
再編後は「8学部10学科」から「6学部11学科」となる予定。
健康スポーツ学部とは
近年は平均寿命よりも健康寿命により焦点があてられている。
健康寿命とは「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」と定義されている。
この健康寿命の広島県での平均は
男性 71.97歳
女性 73.62歳
(厚生労働省2016年調査より)
となっている。
この健康寿命を延ばす事がこれから必要だ。そしてそれを進めていくためにも健康づくりや疾病予防のための運動・スポーツ指導などに携わる人材の育成が急務となっている。
健康スポーツ学部では「健康運動指導士」「介護予防運動トレーナー」などの受験資格、スポーツ教育指導モデルとしての保健体育教員免許の取得、フィジカル・フィットネストレーナーの育成、健康・体力づくりを目的とした幅広い世代を指導できる人材の育成を目指している。
医療系の大学として次々と改革を進める広島国際大学。
今回は予防に焦点を当てていると言えるだろう。
医者にかからない生活、というのも大事だ。
日本全体の課題として医療費の問題もある中、
今回の新学部はこれからとても大事になってくるのではないかと思う。
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